商品の宣伝をしたいけど、「SMS広告の仕組みが分からない」「ターゲット層が把握できない」「代理店に依頼するお金がない」など、広告に関してお悩みの方は多いのではないでしょうか?そんな時は、あなたの商品や客層を分析し、自動でマーケティング業務を行ってくれるアプリ「Kit」が便利です。Shopifyで無料で利用できます。
(出典:https://medium.com/hi-kit/level-up-your-shopify-app-integrate-with-kit-your-virtual-employee-34a709f554b4)
Kitは、マーケテイングを自動化できる人工知能アプリです。「仮想従業員」とも呼ばれるように、24時間体制であなたのビジネスのため、FacebookやInstagramの広告運用を代行します。
Kitでできること
SMSかメッセンジャーを通じて、24時間対応します。
Facebookのダイナミック広告を設定し、見込み顧客にリターゲティング配信を行う。
類似オーディエンスを使用して、商品やサービスに最適な顧客を見つけ出す。
FacebookとInstagramの広告を作成する。
リピート購入を誘導するサンキューメールを配信する。
既存顧客を逃さないよう、ディスカウントコードを作成し配信する。
売上とマーケティングのパフォーマンスの分析レポートを提供する。
(出典: https://apps.shopify.com/kit?surface_detail=kit&surface_inter_position=1&surface_intra_position=2&surface_type=search
24時間いつでもつながるマーケティングアシスタント
Kitは他のマーケティングアプリと違い、人工知能でマーケティングを自発的に行っていきます。あなたは、ただテキストで送られてくるKitからの様々な提案に Yes / No で返信するだけです。
実際にどんな風に提案が送られてくるのか、見てみましょう!
【リターゲティングキャンペーンの提案】
Kit:「あなたのストアにはこの30日間で670人が閲覧しました。リターゲティングキャンペーンをしてこの閲覧者たちをストアに引き戻し購入へと誘導しましょう!」
Kit:「Facebookのリターゲティングキャンペーンの予算は、14日間で25ドルとなります。」
Kit:「このキャンペーンのプレビューを確認しますか?」
あなた:「Yes」or 「No」
Kit:「これが広告のプレビューです。配信しますか?」
あなた:「Yes or No」
いかがですか?このように、直近のあなたのストアの閲覧数を報告し、最適なFacebook広告と予算まで提案してくれました。さらにストアの商品画像を使用し魅力的なキャンペーン広告も作成してくれます。SMSやメッセンジャーで次々送られてくるので、すぐに確認できて便利ですよね。
(出典:https://apps.shopify.com/kit?surface_detail=kit&surface_inter_position=1&surface_intra_position=2&surface_type=search)
他のアプリと連携させよう
Kitは様々なアプリと連携可能です。連携することで、さらに多くのタスクを遂行することができます。
Customer Reviews by Yotpo ・・・Customer Reviewと連携し、さらなる売上UPを図ります。
SEO Manager by venntov・・・Googleサーチでの表示回数が増えます。
Kit Karts by ShopPad・・・消費者に返品可能を約束することで、売上UPを図ります。
Modalyst・・・ストアの商品と類似した商品を連携サプライヤーから探し出し、ワンクリックで追加できます。
Retail Ready Photos by Pixc・・・商品イメージ画像をプロっぽい仕上がりに編集できます。
Kitに関する注意点
Kitは、あなたのFacebookページのカスタムオーディエンスと類似オーディエンスを使用して、新規顧客をターゲットに広告を配信します。ですので、まだビジネスをスタートしたばかりでFacebookのフォロワーが少ない方には上手く機能しません。また、現時点ではKitの作成した広告をカスタマイズすることはできません。Kitが作成した広告の文章を手直ししたり、商品画像を差し替えたりできないので、カスタマイズを重視する方には不向きです。
まとめ
Kitは、すでにFacebookやInstagramである程度のフォロワーを持っていて、とにかくたくさんSNS広告を打ち出したいという方にはお勧めのアプリです。今、チャットボット型アシスタントの新時代が来ていると言われているほど注目されている分野ですので、Kitも今後、スモールビジネス向けに改良され、カスタマイズの自由度も高くなることが期待できそうです。